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Artists

作家
Marino MARINI
マリノ・マリーニ

(ピストイア1901~ヴィアレッジョ1980)

1917年にフィレンツェ美術学校入学し、古代地中海世界、国際ゴシック様式、中世ルネッサンスなどに影響を受ける。その後、モンツァやミラノで彫刻を教えながら制作に励んだが、35年のローマクアドリエンナーレでの彫刻大賞など数多く賞を受け、スイスやアメリカなどに活動の場を拡げ、国際的名声を得た。
古典に心を動かされ、よりアルカイックな傾向、とくにエトルリア美術の原初的な生命の温かさに自らのアイデンティティを見つけた。彼が追求したものは、人間性の表現だった。生涯を通して多くの肖像、騎手、ポモナを制作したが、、どの作品にも写実主義の力強さとリアルな細部の普遍性を見ることができる一方で、ユーモアや神秘性までも感じ取れる。
彫刻、絵画、版画などほとんどの作品は第2次大戦後に完成し、世界各地の美術館に収蔵されているが、特にミラノ、ピストイア、フィレンツェなどゆかりの町に数多く残っている。

 

参考:

Treccani.it  ENCICLOPEDIA ITALIANA
art DIRECTORY
『MARINO MARINI Etchings and Lithographs』 / SHOREWOOD JAPAN CO., LTD / 1991

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